国語とは

2014/7/16 水曜日

「読書感想文ではなく文章要約」

Filed under: 国語力 — rock・国語教師 @ 11:58:29

国語の勉強は難しいと言われます。

そもそも国語力とはなんでしょうか。

今回は国語力をつけるにはどうしたら良いのかと言う事で、
水島醉氏の「国語力のある子どもに育てる3つのルールと3つの方法」をご紹介します。

子どもの国語の成績が伸びなくて悩んでいる、
そもそも国語は算数の様にはっきりとした勉強方法がないのではないと考えていると言う方にお勧めの本です。
著者の水島氏は長年国語指導で実績をあげており、
真の国語力を上げるための具体的なルールや方法を打ち出しています。

また、文法の解説や敬語一覧表、覚えるべき漢字、要約練習の手法、推薦図書、教材リストなど実際の家庭学習の中ですぐに役立つ事項も色々と載せられています。
目次を見ると、「これが守れなければ、国語力は上がらない3つの禁止(テレビを見ない、テレビゲームをしない、インターネットをしない、マンガを読まない、長文切り抜き問題を解かせない、作文・読書感想文を書かせない)」「国語力のある子どもに育てる3つのルール(読書をさせる、正しい言葉を使わせる、友達と(外で)遊ばせる)」「国語力のある子どもに育てる3つの方法(子どもを読書好きにする6つの習慣、読書感想文ではなく文章要約、最低身につけさせたい漢字と文の構成)」と言う内容です。

これを見て、「読書感想文ってだめなの?学校の宿題にもなってるのに!!」と思われる方も多いでしょう。

実際に国語の成績を上げるには本来の国語力が必要です。

そのためにはコミュニケーションできると言う事、
本を読んで中身がわかるようになる読解力が必要です。

そのためには、読書&文章要約と言う事なのでしょうか。

2014/6/23 月曜日

「国語的算数教室」

Filed under: 国語を学ぶ — rock・国語教師 @ 13:09:17

 

国語と算数、どちらが重要なのでしょうか。

結局どちらも重要なのですが、国語や算数が得意になるには方法があります。
理系的考え方をする人と、文系的考え方をする人がいます。
それぞれ、理系の人は算数や数学が得意で国語は苦手、
反対に文系の人は国語の点数が良くても、算数はダメなのです。

どういう事かと言えば、どちらか得意なものがあると言う事は、
勉強しないと言う事ではないと言う事です。
そこで、最近は国語を理系の方法で勉強する塾や、算数を国語の様に教える塾が出てきました。
今回は、その一つ、「玉井式国語的算数教室」をご紹介します。
玉井式国語的算数教室と言うのは、5歳から9歳に特化したプログラムで独自のメソッドです。

具体的には文字を読んで状況をイメージする力が自然に身につくようにしたもので、
低学年でもかなりの長文を読んでいくようです。

この長文を知り、保護者の方の中には難しすぎると言われる方もいるようですが、
様々な工夫を施し、子どもが読みやすい形になっているそうです。

まず、内容全体が子どもの読みやすい「物語」になっている事が特徴です。

お話を楽しみながら、各単元のテーマに沿った文章問題を解いていきます。

ここでは、「問題を反射的に解く」のではなく、「注意深く読み、読み飛ばさない」と言う訓練を行います。

特徴としては絵が多い本から文字だけの本へのスムーズな移行、図形に対するイメージ力をつける、
「英語耳」を養い将来の英語学習に備える力を育てるものとなっています。

2014/5/18 日曜日

「言語活動の重要性」

Filed under: 国語を学ぶ — rock・国語教師 @ 12:59:06

今回は国語の勉強を考える上で、三省堂の「国語教科書」の載ったサイトを調べてみました。

このサイトで扱っている本は、一般的な小学校、中学校、高校の国語の教科書はもちろん、その指導書や指導の資料となる物も載せられています。

私たちが子どもの頃は教科書ガイドという物があり自宅で勉強する時に使っている人もいましたが、そういった物とは違うようです。

今でも教科書ガイドは売られているようですが、最近は紙媒体プラスαと言った形の辞書や資料もよく売られています。
書籍を買うとCD-ROMやソフトがwebからインストールできる形になってよりわかりやすい物になっています。

さて、このサイトの中で今回私が注目したのは「司書が伝える探求的な学習の授業デザイン」と言う本です。
塩谷京子氏と堀田龍也先生の共著で、図書館でできる学習について提案した物です。

国語力のためには読書は重要ですが、読書だけではだめだと言う事も以前から言われています。

この本の中では、学校図書館において、読書活動だけではなく、より豊かな言語活動や探求的学習ができると解説しています。

新しい学習指導要領において、「思考力・判断力・表現力等」が課題として挙げられていますが、これらを達成するためには言語活動の充実が不可欠です。
国語が苦手、国語で点数が取れないと言う人の中には「書けない」と言う人がいますが、まず「話す」「聞く」と言った事ができていないのではないでしょうか。

単に図書館の活用法ではなく、「考えて聞く」「考えて話す」ための情報が満載の本なのです。

 

2014/4/9 水曜日

「銀の匙から」

Filed under: 国語を学ぶ — rock・国語教師 @ 12:02:21

先月「銀の匙」が映画になった言う事で話題になっていますね。

ジャニーズ事務所のアイドルグループSexy Zoneの中島健人君が主演の映画です。 「銀の匙」と聞いて私は「え??!!!是非観なくては!!」と思ったわけです。 これは、以前にもこのブログの中で書いたと思うのですが、 「銀の匙」と言うのは、もう亡くなられたのですが、灘中の国語の先生だった橋本武氏が3年間かけて読んでいく、国語の勉強法では大変話題になった教材なのです。 この映画は主題歌も「ゆず」が担当していて、俳優陣も豪華で、てっきり橋本先生が亡くなられた事で注目された作品を映画化したのだと思っていました。

しかし、なんと同名の別の作品なのですね。 この映画は原作が荒川弘氏の「銀の匙 Silver Spoon」という小学館「週刊少年サンデー」に連載されていた物です。

私が思っていた国語の教科書となった「銀の匙」は中勘助氏の物で、全く別の物だったのです。 ただ、同じように少年の心の動きや葛藤が書かれた物で、荒川氏の「銀の匙 Silver Spoon」も大ヒットとなっているそうなので、読んでみる価値はあるかもしれません。

こういう時によく言われるのは、原作を知って、映画を観るか観ないかです。 原作を読んでいて、それが漫画からアニメになっただけでも、 「声」が自分のイメージと全く違うと言う事があるでしょう。 国語では、実はこういった勉強をする事が重要なのです。 自分で、作者の考えをイメージする事です。 様々な場面を自分の中で現実化させるのです。

橋本先生が国語の教材に「銀の匙」を使ったのも主人公の年齢が国語を勉強する子ども達に近かったからというのも一つの理由なのです。

 

2014/3/2 日曜日

「学研の国語教材」

Filed under: 国語を学ぶ — rock・国語教師 @ 23:03:03

国語の勉強は難しいとよく言われていますが、 学習塾などで勉強する時は、どのような勉強をしているのでしょうか。

「学研教室」の小学生の国語の勉強について調べてみました。

学研では、漢字や語句だけでなく、読解力、表現力を育て、総合的な国語の基礎を身に付けるようにしているそうです。

国語は高学年になればなるほど、どのように勉強して良いかわからなくなってしまいます。 「読書」くらいしか勉強する方法を思いつかないので、 結局テスト前に漢字をちょこっと見るくらいの勉強になってしまいます。

大抵得意な人はずっと読書が好きで、そんなに勉強してる風でもないのに良い点がとれるのです。

読書をすれば国語が得意になるわけではないけれど、 国語が得意な人は読書好きが多いようです。

学研の教材構成は、「漢字→言葉→文→文章」と言う流れになっています。 漢字や語句の基礎を身に付けながら文章の中で使い方を学んでいきます。

初めは短い文からなので、だんだんと無理なく「読む力」「書く力」が身についていきます。

漢字の覚え方は丸暗記ではなく、グループにして効率よく覚えます。 また、学んだ漢字を文の中で使えるように一文書きによるトレーニングも行っています。

教材には読解力を養うために説明文、物語文、詩など、様々な種類の文章が取り入れられています。 また、作文を書く事によって表現力も身に付けられるようにしているのです。

そういった事ができるのも、「言葉の決まり」をしっかりと理解しているという事が重要です。 主語述語、指示語など、国語力の基礎となる物がじっくりと学べるようになっているそうです。

 

2014/2/9 日曜日

「国語力検定」

Filed under: 受験,国語を学ぶ — rock・国語教師 @ 21:57:53

国語力とは何でしょうか? 国語の力、どんな力が必要なのでしょうか?

今回は「Z-KAI」の「国語力検定」についてみてみましょう。 「Z-KAI」の「国語力検定」は国語の5つの力、「読む力」「書くための力」「話すための力」「聞く力」「総合的国語力」をそれぞれ客観的に測る検定で2007年にスタートしたものです。 もともと国語の能力と言うものは、「よくわからない」と言う人が多く、 国語の勉強の方法もよくわからない・・・ 国語が得意だと言っても、「なんとなくできる・・」と言っても、 どう勉強して良いかはわからないという人が多かったのではないでしょうか。

 

よく、国語力をつけるためには読書が良いと言われます。 この「国語力検定」の最終目的も、読書する生徒を作る事なのです。 ただ、読書をしただけでは、どのくらい国語力がついているかよくわかりません。 そこで、この検定が生まれたわけです。

読書して、段階的に自分の国語力が伸びている事を知る事ができれば、 もっと、読書量が増えるでしょう。

では、この5つの力と言うものは、具体的にはどんなものなのでしょうか。 「読む力」は、漢字、語句、文章を正しく読み、意味をとらえ、理解できる力の事です。 「書くための力」は、文字、語句、文章を正しく書き、表現を工夫する事ができる力、 「話すための力」は、場をわきまえて正しく話し、他者と話し合いができる力です。 「聞く力」は、人の話す事を正しく聞き取り、理解し、話の意図を把握できる力です。 国語力検定には、聞き取りテストもあるようです。

「総合的国語力」というのは、古典や同時代の言葉に対する関心をもち、「国語」の共通基盤を理解できる力との事です。

 

 

2014/1/2 木曜日

「読み書きのツボ」

Filed under: 国語力 — rock・国語教師 @ 22:12:12

新年明けましておめでとうございます。

ここ何回か、NHKのテレビ番組についてご紹介してきました。

ただ、今までご紹介した番組は国語の勉強というより、 国語力をつけるために・・・ と言うような内容のものでしたが、今回は、実際の国語の勉強法と言った内容のものです。 「読み書きのツボ」という番組です。

国語の基本である「読む」「書く」を文法と関連させながら解き明かす番組です。

「読み書きのツボ」は、3・4年向けのものもあったのですが、 今回は、より実践的な内容となっている「読み書きのツボ5・6年」をご紹介します。

 

どこが実践的かと言うと、「国語には正解がある」というもとに内容が進められているという事、 また論理的思考にもとづいて解答する必要があるという事を理解できるような内容になっているからです。

国語は、よく正解がないと言われますが、 入試においては正解が確実にあるというもとに勉強しなければならないのです。

 

現代の子ども達は、「筋道を立てて話したり書いたりするのが苦手」「文章から必要な情報をきちんと読み取る事ができない」と言われています。

その事で、文部科学省も「読解力向上プログラム」を発表し対応を進めています。 この番組の中では、言語技術教育の方法を取り入れながら、 論理的に表現できるように学んで行けるようになっています。

表現力という事では、もちろん家庭の中でのコミュニケーションも重要です。 言葉や文字によって自分の気持ちや考えを表現できるよう、 親子でも一緒に見たい番組でもあるでしょう。

 

 

 

2013/12/20 金曜日

「国語は言葉」

Filed under: 国語を学ぶ — rock・国語教師 @ 23:39:09

前回に引き続き、NHKの番組で国語について取り上げているものをご紹介します。

今回ご紹介するのは、小学校3年生から6年生対象の「ひょうたんからコトバ」という番組です。

子ども達が様々な言葉が使える様になるための番組で、 ことわざや慣用句、故事成語を取り上げて、言葉の生まれた歴史や使い方を伝え、 日本語の豊かな表現方法も紹介しています。

日本語は、独特な表現があり、語彙が多いように思われていますが、 意外と動詞は少ないのです。

例えば、「見る」一つに関しても、 英語なら「see 」、「look」、「watch」と様々です。

そのため日本語では、「よく見る」や「じっと見る」「ジロジロ見る」など、 何かをつけて言うのです。

にもかかわらず、ものの数え方は、同じ「1」でも、 多くの数え方があります。

日本語は実はとても難しい言語なのですね。

その難しい日本が国語なわけですから、 私達はまずは、その言葉を知らなければならないのです。

この番組では、言葉の誕生には隠された意外な物語を紹介したり、 言葉の由来をアニメーションで描いたりすることによって、国語を楽しく学べるのです。

著名人の「ことわざ」エピソードから、意味や使い方を学び、 「類語」「反対語」についても紹介しています。

日本語ならではの表現を、「が~まるちょば」がパントマイムで紹介するのも見ていておもしろいですね。

「が~まるちょば」とは、グルジア語で「こんにちは」の意味。 国語は勉強が難しいと言われますが、 まずはコミュニケーションです。 国語の勉強と思わず、まずは楽しく言葉を身につけましょう。

 

 

2013/11/16 土曜日

「お伝と伝じろう」

Filed under: 国語を学ぶ — rock・国語教師 @ 12:55:02

以前、NHKの教育テレビ「おはなしのくに」をご紹介しましたが、今回は、「お伝と伝じろう」をご紹介します。
「お伝と伝じろう」には、言語活動のヒントが満載です。

国語の「話す」「聞く」の授業やその他の教科にも使えるのです。

実際に、国語の力をつけるためには、まずはコミュニケーション能力を高めなくてはなりません。

国語の「話す」という事によって行うコミュニケーションで、考える力や表現する力がついて行くのです。

国語の勉強としてではなく、楽しくコミュニケーションを学ぶ事ができる内容です。

この番組では、「伝わらない」をドラマで疑似体験します。

このドラマに出てくるのは、フランス・パリからやってきた転校生「伝じろう」と、内気で気の弱い小学生・サトルです。

この全く違う二人のやりとりで、どうやったら伝わるのか、コミュニケーションのスキルを育てて行くものになっています。

日本人は、言葉に出さないと言いますが、「話す」という事だけではなく、相手がどう考えているのか、わかろうとする、伝えようとするだけでなく、受け止めようと、思いやる事もコミュニケーションです。

生まれたばかりの赤ちゃんは、お腹が空いたとか、オムツが汚れているという事を、泣いて知らせますが、それもコミュニケーションです。

泣いている赤ちゃんを放ったらかしにしておくと、 赤ちゃんは、コミュニケーション能力が育たなくなってしまうのです。

泣くと、お母さんが来てくれるという事がわかるから、 また伝えようとするのです。

 

国語の勉強は、コミュニケーションと言いましたが、コミュニケーション能力とは、思いやりの気持ちでもあるのです。

2013/10/16 水曜日

「読書が好きになるように・・・」

Filed under: 国語力 — rock・国語教師 @ 16:21:10

前回ご紹介したNHKの教育テレビ「おはなしのくに」は、 子ども達が読書好きになるように数々の工夫が凝らされています。

最近は、国語のテストの点数を上げるには「読書ではダメだ」とか、 「国語の勉強が読書しかないというのは間違い」などという人もいますが、それは、中学、高校になって、国語の力をつけるために読書ではダメだというのであって、 幼稚園小学校となれば話は違います。

国語の力というのは、単に読む力、書く力、話す力の他に、 読み取る力、考えて文字や言葉で表現する力のことです。

子どもの頃からの読書というものは、そういった国語の力を養うものです。

その狙いもあって、この「お話のくに」では、 子どもが読書好きになるような、題材選びも考えているようです。

実際に、読書は子どもの基礎学力や、最近薄れてきたと言われるコミュニケーション能力、思考力・想像力や言語感覚を養ってくれるものです。

放送は年間20本ですが、当然物語だということ、 「物語の源流(語り継がれる物語)に触れること」 「読書が好きになるお話」をテーマに選んでいます。

NHK-for-schoolでは、毎回のお話のあらすじや、そのお話自体も読めるようにサイトに載せてあります。

「読んでみたいな」と思ったらすぐに読めるようにです。

しかも、興味があって、読みたいと思ったお話のところには、 同じタイプのオススメの本も載っていて、 「読んでみようかな」と思えるような、構成のホームページなのです。

子どもと一緒に覗いてみると、楽しいです。

 

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