国語とは

2014/10/5 日曜日

「安倍首相もミス!国語は難しい」

Filed under: 国語を学ぶ — rock・国語教師 @ 23:15:37

日本語は難しい言葉だとよく言われています。

そのために国語の勉強も難しいと言う事なのでしょうか。
国語では言葉の使い方、国語の使い方についても勉強するわけですが、
なかなか正しい国語が身につかないのも事実です。

先日産経ニュースの「国語逍遥」の中で、安倍首相のあやまった国語の使い方について取り上げていました。

安倍首相は終戦の日、政府主催の全国戦没者追悼式の中の式辞で、
「戦没者に哀悼の意を表し、平和への誓いを新たにする日だ」と言うような事を述べたそうです。

その中で「世界の恒久平和、能(あた)うる限り貢献・・」という言葉が使われています。

産経ニュースによると、正しい表現は「能う限り」で「能うる限り」は100歩譲っても正しい国語とは言えないとの事です。

三省堂国語辞典の「あたうかぎり」の項にも「あやまって『あたうる限り』」との注記が見られるそうです。

しかしこの間違いは、安倍首相は初めてではないそうで、
昨年9月の国連総会でも「能うる限りの協力を表明します」と演説を行い、
また、平成19年のインドネシアで行った政策スピーチでも「あたうる限りの努力を・・」と言っているのです。

辞書にも注意書きがある通り「能うる限り」は、首相だけでなく一般にも間違って広く浸透してしまった言い方です。

この間違いについては、「能う限り」同義語「でき得る限り」や「なし得る限り」の「得(う)る」に引っ張られた、あるいは「与うる限り」と混同して・・などの理由ではないかとこの記事には書かれています。

2014/9/20 土曜日

「国語が得意になるためには?」

Filed under: 国語を学ぶ — rock・国語教師 @ 15:17:53

 

国語の勉強という物はどのようにやれば良いのでしょうか。

子どもが小学校になれば読書をすすめる、
では中学・高校になったら何をさせたら良いのでしょうか。

以前にお話しした事があると思いますが、
読書をするようになれば国語が得意になると言う事はないかもしれませんが、
国語の得意な子どもで読書が嫌いな子どもはいないでしょう。

つまり読書好きと国語は無関係ではないのです。
国語には、「読む」「書く」と言った内容がありますが、
実はまずは「話す」「聞く」と言った事が重要です。

幼稚園の頃に文字を書く練習をする必要はありませんが、
自分の言いたいことを先生やお友達に伝えられているでしょうか。

相手のお話をきちんと聞く事ができているでしょうか。

子ども勉強のために文字を覚えさせる、書かせると言った事を早くからしていると言う話をよく耳にします。

そして、ママ友からお友達はひらがなが全部読めて書けるという事を聞くと焦ってしまうかもしれません。

もちろん興味があれば覚えれば良いでしょう。
しかし焦る必要は全くないし、それが国語の成績につながる事もないのです。

まずは、子どもの話をよく聞いてあげる事、
そして色々な体験をさせてあげる事です。

そして、もっと小さな頃、乳児の時には何ができるのでしょう。

ここでもやはりコミュニケーションです。
もちろん言葉がけは大切ですが、それよりも大切な物があります。
非言語のコミュニケーション、つまり「抱きしめる」「触れる」事です。
非言語コミュニケーションによって、言語によるコミュニケーションも育つと言う事です。

2014/8/22 金曜日

「すべての成績は、国語力で9割決まる!」

Filed under: 受験,国語力 — rock・国語教師 @ 15:43:55

 

国語力をつけるためには「読書」と言われますが、
一番は親とのコミュニケーション、特にお母さんとの関わりが重要のようです。

今回は、国語の成績を上げるためにお母さんがどんな事をすれば良いのか書かれた本をご紹介します。
「すべての成績は、国語力で9割決まる!-たった5分の言葉がけで、子どもがひとりで勉強しだす秘密」と言う西角けい子氏の本です。
このタイトル通り国語の成績が良くなる、国語がわかるようになれば他の教科の成績も必ず上向きになります。

中学受験の合否が算数や理科、社会で決まるとしてもその成績を上げるポイントはまず国語なのです。
この本の内容は新学習指導要領に対応したもので、国語力を鍛えて全ての成績がアップしたエピソードも載せられています。
作文や読解力アップの具体的方法を解説し、お母さんの声がけ方法も公開しています。
著者西角氏の塾では小学生の指導を国語に絞り、暗記法に力を入れています。

目次の中には、「国語は暗記!」とか「読む暗記トレ」「書く暗記トレ」など、
どう考えても「国語力のために暗記???」としか思えないのですが、
実際に西角氏の塾では普通の成績だった子の8割が入塾後全国トップクラスになっています。

この本の中には国語力を上げる5つの力「漢字」「かな」「言葉」「読み取り」「作文」など、巻末には「子どもがたちまち大変身する『ニシカド式授業』」をカラー収録しています。

まずお母さんの国語力を上げる方法、具体的な声がけ方法はかなり話題になっているそうです。

 

2014/7/16 水曜日

「読書感想文ではなく文章要約」

Filed under: 国語力 — rock・国語教師 @ 11:58:29

国語の勉強は難しいと言われます。

そもそも国語力とはなんでしょうか。

今回は国語力をつけるにはどうしたら良いのかと言う事で、
水島醉氏の「国語力のある子どもに育てる3つのルールと3つの方法」をご紹介します。

子どもの国語の成績が伸びなくて悩んでいる、
そもそも国語は算数の様にはっきりとした勉強方法がないのではないと考えていると言う方にお勧めの本です。
著者の水島氏は長年国語指導で実績をあげており、
真の国語力を上げるための具体的なルールや方法を打ち出しています。

また、文法の解説や敬語一覧表、覚えるべき漢字、要約練習の手法、推薦図書、教材リストなど実際の家庭学習の中ですぐに役立つ事項も色々と載せられています。
目次を見ると、「これが守れなければ、国語力は上がらない3つの禁止(テレビを見ない、テレビゲームをしない、インターネットをしない、マンガを読まない、長文切り抜き問題を解かせない、作文・読書感想文を書かせない)」「国語力のある子どもに育てる3つのルール(読書をさせる、正しい言葉を使わせる、友達と(外で)遊ばせる)」「国語力のある子どもに育てる3つの方法(子どもを読書好きにする6つの習慣、読書感想文ではなく文章要約、最低身につけさせたい漢字と文の構成)」と言う内容です。

これを見て、「読書感想文ってだめなの?学校の宿題にもなってるのに!!」と思われる方も多いでしょう。

実際に国語の成績を上げるには本来の国語力が必要です。

そのためにはコミュニケーションできると言う事、
本を読んで中身がわかるようになる読解力が必要です。

そのためには、読書&文章要約と言う事なのでしょうか。

2014/6/23 月曜日

「国語的算数教室」

Filed under: 国語を学ぶ — rock・国語教師 @ 13:09:17

 

国語と算数、どちらが重要なのでしょうか。

結局どちらも重要なのですが、国語や算数が得意になるには方法があります。
理系的考え方をする人と、文系的考え方をする人がいます。
それぞれ、理系の人は算数や数学が得意で国語は苦手、
反対に文系の人は国語の点数が良くても、算数はダメなのです。

どういう事かと言えば、どちらか得意なものがあると言う事は、
勉強しないと言う事ではないと言う事です。
そこで、最近は国語を理系の方法で勉強する塾や、算数を国語の様に教える塾が出てきました。
今回は、その一つ、「玉井式国語的算数教室」をご紹介します。
玉井式国語的算数教室と言うのは、5歳から9歳に特化したプログラムで独自のメソッドです。

具体的には文字を読んで状況をイメージする力が自然に身につくようにしたもので、
低学年でもかなりの長文を読んでいくようです。

この長文を知り、保護者の方の中には難しすぎると言われる方もいるようですが、
様々な工夫を施し、子どもが読みやすい形になっているそうです。

まず、内容全体が子どもの読みやすい「物語」になっている事が特徴です。

お話を楽しみながら、各単元のテーマに沿った文章問題を解いていきます。

ここでは、「問題を反射的に解く」のではなく、「注意深く読み、読み飛ばさない」と言う訓練を行います。

特徴としては絵が多い本から文字だけの本へのスムーズな移行、図形に対するイメージ力をつける、
「英語耳」を養い将来の英語学習に備える力を育てるものとなっています。

2014/5/18 日曜日

「言語活動の重要性」

Filed under: 国語を学ぶ — rock・国語教師 @ 12:59:06

今回は国語の勉強を考える上で、三省堂の「国語教科書」の載ったサイトを調べてみました。

このサイトで扱っている本は、一般的な小学校、中学校、高校の国語の教科書はもちろん、その指導書や指導の資料となる物も載せられています。

私たちが子どもの頃は教科書ガイドという物があり自宅で勉強する時に使っている人もいましたが、そういった物とは違うようです。

今でも教科書ガイドは売られているようですが、最近は紙媒体プラスαと言った形の辞書や資料もよく売られています。
書籍を買うとCD-ROMやソフトがwebからインストールできる形になってよりわかりやすい物になっています。

さて、このサイトの中で今回私が注目したのは「司書が伝える探求的な学習の授業デザイン」と言う本です。
塩谷京子氏と堀田龍也先生の共著で、図書館でできる学習について提案した物です。

国語力のためには読書は重要ですが、読書だけではだめだと言う事も以前から言われています。

この本の中では、学校図書館において、読書活動だけではなく、より豊かな言語活動や探求的学習ができると解説しています。

新しい学習指導要領において、「思考力・判断力・表現力等」が課題として挙げられていますが、これらを達成するためには言語活動の充実が不可欠です。
国語が苦手、国語で点数が取れないと言う人の中には「書けない」と言う人がいますが、まず「話す」「聞く」と言った事ができていないのではないでしょうか。

単に図書館の活用法ではなく、「考えて聞く」「考えて話す」ための情報が満載の本なのです。

 

2014/4/9 水曜日

「銀の匙から」

Filed under: 国語を学ぶ — rock・国語教師 @ 12:02:21

先月「銀の匙」が映画になった言う事で話題になっていますね。

ジャニーズ事務所のアイドルグループSexy Zoneの中島健人君が主演の映画です。 「銀の匙」と聞いて私は「え??!!!是非観なくては!!」と思ったわけです。 これは、以前にもこのブログの中で書いたと思うのですが、 「銀の匙」と言うのは、もう亡くなられたのですが、灘中の国語の先生だった橋本武氏が3年間かけて読んでいく、国語の勉強法では大変話題になった教材なのです。 この映画は主題歌も「ゆず」が担当していて、俳優陣も豪華で、てっきり橋本先生が亡くなられた事で注目された作品を映画化したのだと思っていました。

しかし、なんと同名の別の作品なのですね。 この映画は原作が荒川弘氏の「銀の匙 Silver Spoon」という小学館「週刊少年サンデー」に連載されていた物です。

私が思っていた国語の教科書となった「銀の匙」は中勘助氏の物で、全く別の物だったのです。 ただ、同じように少年の心の動きや葛藤が書かれた物で、荒川氏の「銀の匙 Silver Spoon」も大ヒットとなっているそうなので、読んでみる価値はあるかもしれません。

こういう時によく言われるのは、原作を知って、映画を観るか観ないかです。 原作を読んでいて、それが漫画からアニメになっただけでも、 「声」が自分のイメージと全く違うと言う事があるでしょう。 国語では、実はこういった勉強をする事が重要なのです。 自分で、作者の考えをイメージする事です。 様々な場面を自分の中で現実化させるのです。

橋本先生が国語の教材に「銀の匙」を使ったのも主人公の年齢が国語を勉強する子ども達に近かったからというのも一つの理由なのです。

 

2014/3/2 日曜日

「学研の国語教材」

Filed under: 国語を学ぶ — rock・国語教師 @ 23:03:03

国語の勉強は難しいとよく言われていますが、 学習塾などで勉強する時は、どのような勉強をしているのでしょうか。

「学研教室」の小学生の国語の勉強について調べてみました。

学研では、漢字や語句だけでなく、読解力、表現力を育て、総合的な国語の基礎を身に付けるようにしているそうです。

国語は高学年になればなるほど、どのように勉強して良いかわからなくなってしまいます。 「読書」くらいしか勉強する方法を思いつかないので、 結局テスト前に漢字をちょこっと見るくらいの勉強になってしまいます。

大抵得意な人はずっと読書が好きで、そんなに勉強してる風でもないのに良い点がとれるのです。

読書をすれば国語が得意になるわけではないけれど、 国語が得意な人は読書好きが多いようです。

学研の教材構成は、「漢字→言葉→文→文章」と言う流れになっています。 漢字や語句の基礎を身に付けながら文章の中で使い方を学んでいきます。

初めは短い文からなので、だんだんと無理なく「読む力」「書く力」が身についていきます。

漢字の覚え方は丸暗記ではなく、グループにして効率よく覚えます。 また、学んだ漢字を文の中で使えるように一文書きによるトレーニングも行っています。

教材には読解力を養うために説明文、物語文、詩など、様々な種類の文章が取り入れられています。 また、作文を書く事によって表現力も身に付けられるようにしているのです。

そういった事ができるのも、「言葉の決まり」をしっかりと理解しているという事が重要です。 主語述語、指示語など、国語力の基礎となる物がじっくりと学べるようになっているそうです。

 

2014/2/9 日曜日

「国語力検定」

Filed under: 受験,国語を学ぶ — rock・国語教師 @ 21:57:53

国語力とは何でしょうか? 国語の力、どんな力が必要なのでしょうか?

今回は「Z-KAI」の「国語力検定」についてみてみましょう。 「Z-KAI」の「国語力検定」は国語の5つの力、「読む力」「書くための力」「話すための力」「聞く力」「総合的国語力」をそれぞれ客観的に測る検定で2007年にスタートしたものです。 もともと国語の能力と言うものは、「よくわからない」と言う人が多く、 国語の勉強の方法もよくわからない・・・ 国語が得意だと言っても、「なんとなくできる・・」と言っても、 どう勉強して良いかはわからないという人が多かったのではないでしょうか。

 

よく、国語力をつけるためには読書が良いと言われます。 この「国語力検定」の最終目的も、読書する生徒を作る事なのです。 ただ、読書をしただけでは、どのくらい国語力がついているかよくわかりません。 そこで、この検定が生まれたわけです。

読書して、段階的に自分の国語力が伸びている事を知る事ができれば、 もっと、読書量が増えるでしょう。

では、この5つの力と言うものは、具体的にはどんなものなのでしょうか。 「読む力」は、漢字、語句、文章を正しく読み、意味をとらえ、理解できる力の事です。 「書くための力」は、文字、語句、文章を正しく書き、表現を工夫する事ができる力、 「話すための力」は、場をわきまえて正しく話し、他者と話し合いができる力です。 「聞く力」は、人の話す事を正しく聞き取り、理解し、話の意図を把握できる力です。 国語力検定には、聞き取りテストもあるようです。

「総合的国語力」というのは、古典や同時代の言葉に対する関心をもち、「国語」の共通基盤を理解できる力との事です。

 

 

2014/1/2 木曜日

「読み書きのツボ」

Filed under: 国語力 — rock・国語教師 @ 22:12:12

新年明けましておめでとうございます。

ここ何回か、NHKのテレビ番組についてご紹介してきました。

ただ、今までご紹介した番組は国語の勉強というより、 国語力をつけるために・・・ と言うような内容のものでしたが、今回は、実際の国語の勉強法と言った内容のものです。 「読み書きのツボ」という番組です。

国語の基本である「読む」「書く」を文法と関連させながら解き明かす番組です。

「読み書きのツボ」は、3・4年向けのものもあったのですが、 今回は、より実践的な内容となっている「読み書きのツボ5・6年」をご紹介します。

 

どこが実践的かと言うと、「国語には正解がある」というもとに内容が進められているという事、 また論理的思考にもとづいて解答する必要があるという事を理解できるような内容になっているからです。

国語は、よく正解がないと言われますが、 入試においては正解が確実にあるというもとに勉強しなければならないのです。

 

現代の子ども達は、「筋道を立てて話したり書いたりするのが苦手」「文章から必要な情報をきちんと読み取る事ができない」と言われています。

その事で、文部科学省も「読解力向上プログラム」を発表し対応を進めています。 この番組の中では、言語技術教育の方法を取り入れながら、 論理的に表現できるように学んで行けるようになっています。

表現力という事では、もちろん家庭の中でのコミュニケーションも重要です。 言葉や文字によって自分の気持ちや考えを表現できるよう、 親子でも一緒に見たい番組でもあるでしょう。

 

 

 

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