国語とは

2015/2/23 月曜日

「算数と国語を同時に伸ばす方法」

Filed under: 国語力 — rock・国語教師 @ 15:17:36

国語を算数の指導に使う、反対に算数を国語指導に使うと言う事はよく言われますが、
今回は「算数と国語を同時に伸ばす方法」と言う本をご紹介します。

この本の著者、宮本哲也氏は「算数と国語を同時に伸ばすパズル」という同じテーマの本もシリーズで書いています。
宮本氏は宮本算数教室を設立し、独自の指導により無試験先着順にもかかわらず開成、麻布、栄光、筑駒、桜蔭などに合格実績をあげています。

「読書は好きなのに読解問題が苦手で、国語は読書力じゃないの?」と言う人、
「計算はできても文章題が苦手」と言う人色々いると思いますが、
この本には国語を伸ばす事によって、算数が伸びて行く指導法が書かれています。

算数の文章題、国語の読解問題ができないのは、
考える力、試行錯誤する力、論理力がないからだと宮本氏は言います。

この本には暗記力、計算力に頼っていては必ず行き詰まる、算数にも音読と辞書引きが必要と書かれており、もちろん国語には論理力、理詰めで解く事が求められると言う事が書かれています。

目次を見ると「算数も国語も自分の頭で考える」「国語で算数を解きほぐす」「よく考える事は、よく生きる事」「親はあれこれ考える前に、愛して信じる」「算数と国語を同時に伸ばすパズル」となり、親が子供のために何ができるかと言う事も書かれています。

この本は子供が中学受験をする以前にどのような接し方を親がして行くのか、
本来必要な家庭教育は何かという事の参考にもなる物でしょう。

2015/1/3 土曜日

「国語では何を学ぶのか?」

Filed under: 国語を学ぶ — rock・国語教師 @ 17:00:14

新年あけましておめでとうございます。

年末年始は、普段お世話になっているお宅に伺ったり、
手紙を出したり、電話をかけたりする機会が増えますね。

そんな時に気になるのが「敬語」です。

敬語は国語の時間に勉強したけど、普段は使ってないからいざという時使えないと言う人が多いのではないでしょうか。

また、敬語だけでなく一般的な言葉に関してもきちんと使えない人が増えているそうです。

連絡もメールやlineと言う人も少なくない中、言葉の使い方だけでなく他人とのコミュニケーションも苦手と言う人も増えているのです。

また、国語では文法や敬語だけでなくコミュニケーションについても学んでいるのですから、家庭においての国語の勉強も重要です。

そこで今回は日本人が国語に関してどう考えているかを、
文化庁のホームページの意識や理解の現状について調査した「平成25年度 国語に関する世論調査の結果概要」から見てみました。

調査時期は平成26年の3月で、毎年この時期に行われているそうです。
(調査対象が3473人、有効回答数が2028人・58.4%)

内容は社会全体の言葉や言葉の使い方について、人とのコミュニケーションについて、読書について、敬語について、漢字を用いた後と外来語の意味・使い分けについて、「~る」「~する」形の動詞について、慣用句等の意味についてです。

コミュニケーションの中の「相手に対してどのような気持ちで接するか」というアンケートに対して「余計な事をしたり、立ち入ったりして不快に思われたくない」という回答が5割を超えています。

近所のおせっかいおばさんや頑固爺さんがいなくなったのも、こういった背景からでしょうか。

2014/12/22 月曜日

「理想の国語教科書」

Filed under: 国語を学ぶ — rock・国語教師 @ 16:51:20

国語を学ぶという事は、日本語を学ばなければなりません。

国語というものは教科として「国語・算数」のように捉えられる事も多いのですが、
国語を学ぶと言う事は日本人として避けては通れない日本語を学ぶと言う事なのです。

普段語学の苦手な人でも、自分の母国語は話す事ができるでしょう。
ただ、その事と国語力がつく、国語の成績が上がる事は別物で、
英語の成績が上がっても英会話ができないのと同じなのです。

それらの関係を知る事ができなければ、本当の力をつける事はできないのです。

実際に日本人であるなら、国語は全科目の基本です。

一体どうやって勉強すれば良いのでしょうか。
良質の文章を読めと言われても、どれを読めば良いのかさえ分からないわけなのです。

さて、今回は「何を読めば良いのか」という疑問に答えてくれる本をご紹介します。

「声に出して読みたい日本語」「三色ボールペンで読む日本語」の斎藤孝氏による「理想の国語教科書」です。

「これこそ!!」という本ですが内容を見ると日本文学からは夏目漱石、太宰治、志賀直哉、小林秀雄、外国文学ではシェイクスピア、トルストイ、ロマン・ロランと、
難しい文章の代表の人たちが並んでいます。

こういった本をしっかりと読む事で国語力はつくのか・・
と改めて思わされますが、実は齋藤氏はこの教科書を小学校中学年以上を対象としているのです。

これは子どもの頃からこういった風格のある文章に触れさせるべきという齋藤氏の考えによるものですが、こういった敬遠されがちな作家の作品でも、
小学生に伝わるものを選んで与えれば、文章の凄味が伝わると言う事なのです。

2014/11/21 金曜日

「国語力を身につけるには?」

Filed under: 国語を学ぶ — rock・国語教師 @ 14:55:28

国語は勉強しても成績が上がらない、どうやって勉強して良いのかわからないと言われます。

そこで、今回は、国語専門塾「鈴木国語研究所」の授業内容を調べてみる事にしました。

鈴木国語研究所はどんな授業を行っているのでしょうか。

鈴木国語研究所の鈴木先生によれば、国語の力にセンスなどほとんど関係なく、
国語力という物は身につける事ができると言います。

一般的に国語をどうとらえるかと言う問題があるかもしれませんが、
今回お話しする国語と言うのは受験のための国語についてです。

受験のために必要な国語力は読解力と記述力です。

鈴木先生の言葉を借りると、読解は言葉にされた論理を解釈する事、
記述とは論理を言葉にして表現すると言う事です。

そのため論理や言葉を通して使える様にトレーニングすれば読解力や記述力はつくそうです。

ただ、実際の国語力の指導において、一般的な授業では様々な論理を展開するという事はあっても、生徒にトレーニングさせるという授業は少ないと言います。

鈴木国語研究所では、このトレーニングに重きをおいているそうです。

それは、「書く」という「手」と「脳」の作業だと言う事です。

「鈴木国語研究所」では、一つ一つの文章の徹底的な論理分析を、記述方式の作業を通して行っているそうです。

この作業を正確に丁寧に行う事によって、初めて分析的な読解力を身につける事ができるのだそうです。

「鈴木国語研究所」は「読むなら書け!」と言う事でこのトレーニングを実施しているそうです。

2014/10/5 日曜日

「安倍首相もミス!国語は難しい」

Filed under: 国語を学ぶ — rock・国語教師 @ 23:15:37

日本語は難しい言葉だとよく言われています。

そのために国語の勉強も難しいと言う事なのでしょうか。
国語では言葉の使い方、国語の使い方についても勉強するわけですが、
なかなか正しい国語が身につかないのも事実です。

先日産経ニュースの「国語逍遥」の中で、安倍首相のあやまった国語の使い方について取り上げていました。

安倍首相は終戦の日、政府主催の全国戦没者追悼式の中の式辞で、
「戦没者に哀悼の意を表し、平和への誓いを新たにする日だ」と言うような事を述べたそうです。

その中で「世界の恒久平和、能(あた)うる限り貢献・・」という言葉が使われています。

産経ニュースによると、正しい表現は「能う限り」で「能うる限り」は100歩譲っても正しい国語とは言えないとの事です。

三省堂国語辞典の「あたうかぎり」の項にも「あやまって『あたうる限り』」との注記が見られるそうです。

しかしこの間違いは、安倍首相は初めてではないそうで、
昨年9月の国連総会でも「能うる限りの協力を表明します」と演説を行い、
また、平成19年のインドネシアで行った政策スピーチでも「あたうる限りの努力を・・」と言っているのです。

辞書にも注意書きがある通り「能うる限り」は、首相だけでなく一般にも間違って広く浸透してしまった言い方です。

この間違いについては、「能う限り」同義語「でき得る限り」や「なし得る限り」の「得(う)る」に引っ張られた、あるいは「与うる限り」と混同して・・などの理由ではないかとこの記事には書かれています。

2014/9/20 土曜日

「国語が得意になるためには?」

Filed under: 国語を学ぶ — rock・国語教師 @ 15:17:53

 

国語の勉強という物はどのようにやれば良いのでしょうか。

子どもが小学校になれば読書をすすめる、
では中学・高校になったら何をさせたら良いのでしょうか。

以前にお話しした事があると思いますが、
読書をするようになれば国語が得意になると言う事はないかもしれませんが、
国語の得意な子どもで読書が嫌いな子どもはいないでしょう。

つまり読書好きと国語は無関係ではないのです。
国語には、「読む」「書く」と言った内容がありますが、
実はまずは「話す」「聞く」と言った事が重要です。

幼稚園の頃に文字を書く練習をする必要はありませんが、
自分の言いたいことを先生やお友達に伝えられているでしょうか。

相手のお話をきちんと聞く事ができているでしょうか。

子ども勉強のために文字を覚えさせる、書かせると言った事を早くからしていると言う話をよく耳にします。

そして、ママ友からお友達はひらがなが全部読めて書けるという事を聞くと焦ってしまうかもしれません。

もちろん興味があれば覚えれば良いでしょう。
しかし焦る必要は全くないし、それが国語の成績につながる事もないのです。

まずは、子どもの話をよく聞いてあげる事、
そして色々な体験をさせてあげる事です。

そして、もっと小さな頃、乳児の時には何ができるのでしょう。

ここでもやはりコミュニケーションです。
もちろん言葉がけは大切ですが、それよりも大切な物があります。
非言語のコミュニケーション、つまり「抱きしめる」「触れる」事です。
非言語コミュニケーションによって、言語によるコミュニケーションも育つと言う事です。

2014/8/22 金曜日

「すべての成績は、国語力で9割決まる!」

Filed under: 受験,国語力 — rock・国語教師 @ 15:43:55

 

国語力をつけるためには「読書」と言われますが、
一番は親とのコミュニケーション、特にお母さんとの関わりが重要のようです。

今回は、国語の成績を上げるためにお母さんがどんな事をすれば良いのか書かれた本をご紹介します。
「すべての成績は、国語力で9割決まる!-たった5分の言葉がけで、子どもがひとりで勉強しだす秘密」と言う西角けい子氏の本です。
このタイトル通り国語の成績が良くなる、国語がわかるようになれば他の教科の成績も必ず上向きになります。

中学受験の合否が算数や理科、社会で決まるとしてもその成績を上げるポイントはまず国語なのです。
この本の内容は新学習指導要領に対応したもので、国語力を鍛えて全ての成績がアップしたエピソードも載せられています。
作文や読解力アップの具体的方法を解説し、お母さんの声がけ方法も公開しています。
著者西角氏の塾では小学生の指導を国語に絞り、暗記法に力を入れています。

目次の中には、「国語は暗記!」とか「読む暗記トレ」「書く暗記トレ」など、
どう考えても「国語力のために暗記???」としか思えないのですが、
実際に西角氏の塾では普通の成績だった子の8割が入塾後全国トップクラスになっています。

この本の中には国語力を上げる5つの力「漢字」「かな」「言葉」「読み取り」「作文」など、巻末には「子どもがたちまち大変身する『ニシカド式授業』」をカラー収録しています。

まずお母さんの国語力を上げる方法、具体的な声がけ方法はかなり話題になっているそうです。

 

2014/7/16 水曜日

「読書感想文ではなく文章要約」

Filed under: 国語力 — rock・国語教師 @ 11:58:29

国語の勉強は難しいと言われます。

そもそも国語力とはなんでしょうか。

今回は国語力をつけるにはどうしたら良いのかと言う事で、
水島醉氏の「国語力のある子どもに育てる3つのルールと3つの方法」をご紹介します。

子どもの国語の成績が伸びなくて悩んでいる、
そもそも国語は算数の様にはっきりとした勉強方法がないのではないと考えていると言う方にお勧めの本です。
著者の水島氏は長年国語指導で実績をあげており、
真の国語力を上げるための具体的なルールや方法を打ち出しています。

また、文法の解説や敬語一覧表、覚えるべき漢字、要約練習の手法、推薦図書、教材リストなど実際の家庭学習の中ですぐに役立つ事項も色々と載せられています。
目次を見ると、「これが守れなければ、国語力は上がらない3つの禁止(テレビを見ない、テレビゲームをしない、インターネットをしない、マンガを読まない、長文切り抜き問題を解かせない、作文・読書感想文を書かせない)」「国語力のある子どもに育てる3つのルール(読書をさせる、正しい言葉を使わせる、友達と(外で)遊ばせる)」「国語力のある子どもに育てる3つの方法(子どもを読書好きにする6つの習慣、読書感想文ではなく文章要約、最低身につけさせたい漢字と文の構成)」と言う内容です。

これを見て、「読書感想文ってだめなの?学校の宿題にもなってるのに!!」と思われる方も多いでしょう。

実際に国語の成績を上げるには本来の国語力が必要です。

そのためにはコミュニケーションできると言う事、
本を読んで中身がわかるようになる読解力が必要です。

そのためには、読書&文章要約と言う事なのでしょうか。

2014/6/23 月曜日

「国語的算数教室」

Filed under: 国語を学ぶ — rock・国語教師 @ 13:09:17

 

国語と算数、どちらが重要なのでしょうか。

結局どちらも重要なのですが、国語や算数が得意になるには方法があります。
理系的考え方をする人と、文系的考え方をする人がいます。
それぞれ、理系の人は算数や数学が得意で国語は苦手、
反対に文系の人は国語の点数が良くても、算数はダメなのです。

どういう事かと言えば、どちらか得意なものがあると言う事は、
勉強しないと言う事ではないと言う事です。
そこで、最近は国語を理系の方法で勉強する塾や、算数を国語の様に教える塾が出てきました。
今回は、その一つ、「玉井式国語的算数教室」をご紹介します。
玉井式国語的算数教室と言うのは、5歳から9歳に特化したプログラムで独自のメソッドです。

具体的には文字を読んで状況をイメージする力が自然に身につくようにしたもので、
低学年でもかなりの長文を読んでいくようです。

この長文を知り、保護者の方の中には難しすぎると言われる方もいるようですが、
様々な工夫を施し、子どもが読みやすい形になっているそうです。

まず、内容全体が子どもの読みやすい「物語」になっている事が特徴です。

お話を楽しみながら、各単元のテーマに沿った文章問題を解いていきます。

ここでは、「問題を反射的に解く」のではなく、「注意深く読み、読み飛ばさない」と言う訓練を行います。

特徴としては絵が多い本から文字だけの本へのスムーズな移行、図形に対するイメージ力をつける、
「英語耳」を養い将来の英語学習に備える力を育てるものとなっています。

2014/5/18 日曜日

「言語活動の重要性」

Filed under: 国語を学ぶ — rock・国語教師 @ 12:59:06

今回は国語の勉強を考える上で、三省堂の「国語教科書」の載ったサイトを調べてみました。

このサイトで扱っている本は、一般的な小学校、中学校、高校の国語の教科書はもちろん、その指導書や指導の資料となる物も載せられています。

私たちが子どもの頃は教科書ガイドという物があり自宅で勉強する時に使っている人もいましたが、そういった物とは違うようです。

今でも教科書ガイドは売られているようですが、最近は紙媒体プラスαと言った形の辞書や資料もよく売られています。
書籍を買うとCD-ROMやソフトがwebからインストールできる形になってよりわかりやすい物になっています。

さて、このサイトの中で今回私が注目したのは「司書が伝える探求的な学習の授業デザイン」と言う本です。
塩谷京子氏と堀田龍也先生の共著で、図書館でできる学習について提案した物です。

国語力のためには読書は重要ですが、読書だけではだめだと言う事も以前から言われています。

この本の中では、学校図書館において、読書活動だけではなく、より豊かな言語活動や探求的学習ができると解説しています。

新しい学習指導要領において、「思考力・判断力・表現力等」が課題として挙げられていますが、これらを達成するためには言語活動の充実が不可欠です。
国語が苦手、国語で点数が取れないと言う人の中には「書けない」と言う人がいますが、まず「話す」「聞く」と言った事ができていないのではないでしょうか。

単に図書館の活用法ではなく、「考えて聞く」「考えて話す」ための情報が満載の本なのです。

 

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